Ｊ・ＬＯＨＲ　Ｓｏｕｔｈ　Ｒｉｄｇｅ　Ｓｙｒａｈ　2011
（ジェイ・ロワー　サウス・リッジ・シラー　2011）
【カリフォルニア州パソ・ロブレス／赤／辛口／ミディアム＋】
シラー種100%　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

《Ｊ・ロワー・エステイト》
1960年代後半にジェリー・ロアー氏はカリフォルニアのブドウ栽培地の調査を開始。
土壌や気候等を重視し、経験に基づいてセントラルコーストの地を選び、72年からブドウを植え始めました。74年にワイナリーを設立し、88年にはパソ・ロブレス、アロヨ・セコにも畑を拡大。カベルネ、メルロ、シャルドネといった品種の他、近年は冷涼地向けの品種（リースリング、ピノノワール等）の栽培も始めています。《J.ロアー》の目標は、世界の中でも最高の品質のワインを造ることで、特に香りや土地の特徴を表した複雑さのあるワインを造りだすために、技術を磨いています。～インポーター情報参照～

香りはブラックベリーやブルーベリーのジャムなどを思わせる果実香と、ヴァニラ、チョコレートっぽいニュアンス、胡椒・ナツメグなどのスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。味わいは、程よく濃縮した果実味がアタックする辛口です。適度な酸があり、骨格のしっかりした味わいです。タンニンはやや強めですが、シルキーで荒々しい印象はありません。余韻は中程度で、果実の旨味と共にミネラルやタンニンから由来する苦味、ビターチョコレートを思せる風味などが現われます。程よく濃縮した果実味が広がるミディアムからフルボディで柔らく、バランス良くまとまった印象です。

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