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鈴木一彦 日本ソムリエ協会認定ソムリエ(旧ワインアドバイザー№6744)
いらっしゃいませ、 千倉Winesへようこそ♪

当店は南房総のワインセラー的なショップです。

千倉の潮風にのせてリラックスできるピュアなワイン、
お届け致します。


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トリンケーロ ロッソ・ラシーヌ・ヴィーノ・ロッソ 2008

TRINCHERO Rosso Racines Vino Rosso 2008
(トリンケーロ ロッソ・ラシーヌ・ヴィーノ・ロッソ 2008)旧ブルーラベル
【イタリア/ピエモンテ州/赤/辛口/ミディアム~ミディアム+】
バルベーラ種100%

アスティで代々長熟型の素晴らしいバルベーラ酒を造る《トリンケロ》は、ピエモンテを代表するリストランテ・ダ・グイードの経営者一族でもあります。
ワイナリーは、アスティ県アリアーノ・テルメにあるヴィアノーチェという小さな村にあります。ここは貴族が所有していた村で、19世紀前半にヴィスコンティ家オルナヴァッソ男爵によって建てられた古い農家と教会が今なお残っています。
1920年代にセコンドとセラフィーノのトリンケロ兄弟の所有となり、現在はレナートとエツィオ父子が所有・運営しています。トリンケロは、1925年よりブドウおよびワイン生産を始め、この県で最も早く、葡萄栽培農家による自家ビン詰めを行うための登記をした造り手(1952年)です。長年にわたり有機農法で栽培していますが、「今さら認証をとるまでもない」として、認証をとっていません。
「アスティの宝石」と呼ばれる1925年に植えられた「ヴィーニャ・デル・ノーチェ」を含む畑は優れた土壌と日照に恵まれ、いずれも樹齢は大変高いものです。
栽培 自然派,認証はとらないグラヴナーの考え方に影響を受け、90年代より醸造過程に酸化防止剤の使用をできるだけ抑えたワイン造りを行っています。 ~インンポーター資料参照~

2007ヴィンテージまで、「バルベーラ・ダスティ・ブルーラベル」という名称でしたが、2008ヴィンンテージから「ロッソ・ラシーヌ」に名称が変わりました。
ワインの製法は従来と変わらず、コンクリート・タンクで発酵後、ステンレスタンクで熟成しています。3年間の熟成を経てリリースされます。
以前取り扱っていたヴィンテージが2001ヴィンテージだったので、久しぶりに飲み、随分イメージが変わりました。端的に言えば、“厚み”があり、充実した飲み応えを約束してくれます。若樹(約20年)から作られ、ステンレスタンクのみで熟成させていますので、フレッシュで構成はシンプルなのですが、樹齢が上がったからなのか、味わいに“深み”を感じた次第であります。

透明感のある中程度のルビー色。濁りは微塵もありません。
粘性は高く、アルコール度の高さを想像できますね。
香り立ちの良さが光ります。
プルーンやブルーベリーといったフルーツフレーバーと、アルコールの高さからかアルコールの揮発感を感じます。スワリンング後は、赤~黒系ベリーの香りが膨らんでくるイメージです。
アルコールの揮発感は気にならなくなりました。
口に含むと、なめらかで、秀逸なバランス感がアタックしてくる辛口です。
酸味はフレッシュで、鋭角的なイメージはありません。
果実味は事実感があり、甘すぎず適量です。
タンニンはマイルドで馴染んでいる印象です。
アフターに若干スモーキーなニュアンスを感じます。
余韻は中程度、綺麗に伸びてくる印象ですね。
全体としては、各要素に突出したところが無く、バランス感で飲ませてくれるワインですね。

私がテイスティングしたときは、残念ながら、ほぼ常温に戻った状態で行いましたが、
適温、おそらく12度~13度ぐらいでサーヴィスされたら、ドンピシャなワインでしょう。
美味し!!

2日目
約13度でテイスティングしました。
1日目と大枠変わりませんが、若干アルコール感を感じてきました。

 ※実店舗と在庫を共有しているため、ご注文のタイミングで、在庫数や、ヴィンテージ等が変更になっている場合がございます。返信メールにて詳細をお知らせ致します。


販売価格

1,980円(本体1,800円、税180円)