クレマン・クリュール　ジャンティ・ド・カッツ　2010

ＣＬＥＭＥＮＴ　ＫＬＵＲ　Ｇｅｎｔｉｌ　ｄｅ　Ｋａｔz　2010
（クレマン・クリュール　ジャンティ・ド・カッツ　2010）
【フランス／アルザス地方／白／フルーティーなやや辛口】
ピノ・ブラン種50%、ピノ・グリ種25%、ゲヴュルツトラミネール種25%

《クレマン・クリュール》
クリュール家は、コルマール市近郊のカッツェンタル村に17世紀から続くブドウ栽培家です。数世紀に渡ってブドウを販売してきましたが、1999年にクレマン・クリュールが継承し、醸造設備を新築するとともに自社ビン詰めを開始しました。また、畑においても、創業と同時にビオロジー栽培を開始し、2004年にビオディナミに転換しました。誠実な仕事と持ち前のセンスによって、ワインメディアや高名なレストランのソムリエ達からも高い評価を受けるようになった彼は、ふと立ち止まり、考えたのだそうです。「昔ながらの懐かしいアルザスワインを、今に復活させてみたい」。今日、アルザスワインのほとんどは単一品種で造られますが、昔は、複数の品種をブレンドするのが常でした。「複数のブドウ品種をブレンドすることによって、それぞれの品種の持ち味が合わさり、ワインは香り・味ともに、より複雑なものになります。ただ、どの品種をどのような比率でブレンドするかが問題です」。彼は試行錯誤を繰り返した後、スタイルのまったく異なる2つの看板キュヴェ、「ジャンティ」と「ヴォワイユー」を完成させました。「同時に、私たちが代々住んできた、この「カッツェンタル」（＝猫峡谷）という村をアピールできないかと考え、ラベルに猫を採用することにしました」。黒い方が「優しいにゃんこ」、白い方が「不良のにゃんこ」です。～インポーター様資料参照～

外観は透明感があり、輝いています。ディスクは厚みがあり、アルコールの高さを想像できます。色はやや淡い緑がかった黄色です。香りは、やや強めで複雑なニュアンスです。アプリコットや白桃、ライチ、白い花のニュアンス。味わいは、アタックは中程度、まるみのある柔和な印象です。果実味は中程度。酸味は少なめでやや甘口に仕上げています。なめらかな質感で、柔らかい甘味が特徴的です。余韻は程よく残り、アフターに心地良い苦みを感じます。シンプルな構成で、バランスのとれたやや甘口のスタイルは、みんなが好きなスタイルですね。

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販売価格

2,640円(本体2,400円、税240円)

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